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菅原孝標女高东耀日语1202201209550205菅原孝標女

すがわらのたかすえのむすめ1008年-1059年平安時代の貴族の女性。本名は伝わっていない。代表作：『更級日記』『浜松中納言物語』『夜半の寝覚』の作者ではないかとも言われる。菅原道真菅原孝標母藤原道綱母藤原倫寧菅原定義菅原在良菅原孝標女

文章博士歌人歌人『更級日記』平安女流日記文学の代表作の一に数えられる。江戸時代には広く流通して読まれた。彼女は1020年、上総国における父の上総介としての任期が終了したので一家で帰国（上京）する。帰国するころ彼女は13歳で、更級日記は上総国に居る頃から始まっている。翌年に上京した伯母から『源氏物語』五十余巻などを貰い、昼夜を問わず読み耽った。心にも掛けず物語を読みふけったことを、後年更級日記の中で、「まづいとはかなくあさまし」と批評している。1040年頃、結婚。一男（仲俊）と二女をもうけたが、夫は1058年に死去し、子供達も独立して彼女は孤独になった。このあたりで更級日記は終わっている。内容作者が13歳の年から52,3歳の年まで、およそ40年間の自己の人生を回想的につづった自叙伝となっている。少女時代の、『源氏物語』や様々な物語の世界へのあこがれが、宮づかえ?結婚?母などの現実の厳しさを経るうちに、信仰生活にかたむき、最後は彼岸へと夢をたくした。『さらしな』の書名の由来諸説日記の終わり近くに「月もいでて闇に暮れたる姨捨（をばすて）に何とて今宵たづね来つらむ」とある『古今集』巻17にある「わが心慰めかねつ更級や姨捨山に照る月を見て」をふまえており、姨捨山は夫の任地?信濃の国の更級の近くでもある。書名はおそらく後人がつけたとされるが、作者自身を「をばすて」と観じ、その縁をふくんで『さらしな』としたのではないかという。ご清聴ありがとうございます