流水検知装置-日本消防検定协会.pdf

消防機器早わかり講座 流水検知装置 規格省令 流水検知装置の技術上の規格を定める省令 （昭和58 年 1 月 18 日自治省令第2 号） 設置基準 消防法施行令第 12、14、15 条、 29 条の4 第1 項 （スプリンクラー設備）危険物の規制に関する政令第２０条 ＜流水検知装置は、スプリンクラー設備等の構成部品＞ 流水検知装置は、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、泡消 火設備、特定駐車場用泡消火設備の構成部品で、それぞれの設備 の配管に設けられている弁の一種です。 湿式流水検知装置 ＜機器等の説明＞ １ 概 要 流水検知装置は、閉鎖型スプリンクラーヘッド、閉鎖型泡水溶液ヘッド又は一斉開放弁 その他の弁の開放により、水又は泡水溶液が流れると、本体の弁が押し上げられて開き、 圧力スイッチが作動して、警報を発するものです。 この一連の動作を装置構成図にすると、下図のようになります。 ＜湿式＞ 警報装置 閉 鎖 型 加圧送水 湿式流水 スプリンク 装置 検知装置 ラーヘッド ウエット管 ドライ管 ＜乾式＞ 常時 警報装置 閉 鎖 型 加圧送水 乾式流水 スプリンク 装置 検知装置 ラーヘッド 火災発生時 コンプレ ッサー 図１ 流水検知装置の作動フロー ２ 種 類 流水検知装置は、構造上の特徴から３種類に区分されます。 自動警報弁型 湿式 作動弁型 流水検知装置 乾式 パドル型 開放型 予作動式 開閉型 （１）流水検知装置 本体内の流水現象を自動的に検知して、信号又は警報を発する装置をいい、湿式流水 検知装置、乾式流水検知装置及び予作動式流水検知装置があります。 （２）湿式流水検知装置 一次側（本体への流入側で弁体までの部分をいう。以下同じ。）及び二次側（本体か らの流出側で弁体からの部分をいう。以下同じ。）に加圧水又は加圧泡水溶液（以下「加 圧水等」という。）を満たした状態にあり、閉鎖型スプリンクラーヘッド、閉鎖型泡水 溶液ヘッド又は一斉開放弁その他の弁（次号において「閉鎖型スプリンクラーヘッド等」 という。）が開放した場合、二次側の圧力低下により弁体が開き、加圧水等が二次側へ 流出する装置をいいます。 （３）乾式流水検知装置 一次側に加圧水等を、二次側に加