Ⅰ事业报告-中山道广重美术馆.PDF

Ⅰ 事 業 報 告 　１ 事業概要 　定款の定めるところにより、地域の学術及び芸術文化の振興、まちづくり活動の推進に寄与するた め、次の事業を実施するとともに、中山道広重美術館の施設の維持管理を行った。 　平成２５年度の展示事業は、春の特別企画展として「版画に見る印象派」展を開催。併催で歌川広 重の代表作≪名所江戸百景≫の展覧会を、９月には年に一度の特別展観≪木曽海道六拾九次之内≫を 開催した。秋の特別企画展では、平成２４年度購入作品≪不二三十六景≫のお披露目をかねて、富士 山を描いた作品のほか歌川広重が描いた山々の風景版画を中心に作品展示を行った。 　例年、開催している郷土ゆかりの作家関連の展示では、岩村町出身の「原田芳洲」をとりあげ、郷 土の肖像画家の回顧展として肖像画のほか、山水画、花鳥画など多彩な画歴を紹介した。 　教育普及事業としては連続講座「旅と芸術―異郷への眼差しと憧れ―」を開催した。日本の画家が 海外を旅して得た新境地、海外から日本国内へと来日した画家、もたらされた文物から受けた影響な ど、異文化交流の中で生み出された芸術について触れるものであった。 　その他、企画展にあわせたイベントをメーンラウンジを活用して行った。また、毎月第１日曜日に 市民の観覧料を無料とする「市民の日」を継続し、市民のための美術館として、その理解を得ること に努めた。 　１．展示事業 　　①　特別企画展 事業名 事業概要 開催期間 国内外の個人コレクションから、印象 1 版画に見る印象派 派およびその周辺の画家による版画作 4月5日(木)～5月12日(日) 品を展示。 印象派の画家などに多大な影響を与え 前期4月 5日(木)～5月12日(日) 2 名所江戸百景 た広重の代表作を展示。 後期5月16日(木)～6月16日(日) 当館が誇る≪木曽海道六拾九次之内≫ 3 木曽海道六拾九次之内 を年に一度、お披露目する恒例の展覧 8月29日(木)～9月29日(日) 会。 前期10月3日(木) 平成24年度購入（不二三十六景）の初 山河をめぐる―不二三十 　　　　～11月4日(月・祝) 4 お披露目とともに広重が描いた山河の 六景と冨士三十六景 後期11月8日(金) 風景をめぐる。 　　　　～12月8日(日) 　　②　企画展 事業名 事業概要 開催期間 街道で働き,生活を営む人々の風俗か 1 街道に生きる ら旅情豊かな街道絵の世界へいざな 6月20日(木)～7月21日(日) う。 浮世絵版画の中に描かれたこどもた 夏休み企画展 2 ち、こどもたちが遊んだ浮世絵などを 7月25日(木)～8月25日(日) 版画の中のこどもたち 展示。 浮世絵版画に登場する様々な時代、身 3 美女！悪女！烈女！