恳话会条例案作成検讨资料.pdf

懇話会条例案作成検討資 条例構成案（１）・多摩市タイプ 前文 ・歴史的背景 ・現在の北本市の情勢 ・これからのまちづくりの方向性 ・条例制定の目的 （この条例の制定過程） （子育てに関すること・みどりの保全に関すること） 北本市は、埼玉県のほぼ中央に位置し、縄文時代に先人が居を構 え、大宮台地に位置する恵まれた環境のもと、緑豊かな自然をはぐ くみ、長い歴史のときを刻んで、今日に至っています。 新しい世紀を向かえ、地方自治の在りようは変わり、これまでの 中央集権型の行政運営から、地方分権型の行政経営へと移行されま した。また、近年の地方行政を取り巻く情勢は、少子高齢化、高度 情報化社会、環境問題への対応、国と地方の財政構造の再編等、大 きな転換期を迎えています。今後、地方公共団体は、時代の変化に 対応した地域社会の創造が求められています。 そのため、市民、市議会、市長及び市職員それぞれの責務を明ら かにし、情報を共有しながら、市民と行政の協働による個性豊かな、 自立した北本市を構築するとともに、すべての市民一人ひとりが個 人として尊重され、住みやすさと幸せを感じて生活できる、「緑に かこまれた健康な文化都市」を北本市の将来都市像とし、次世代に 引き継いで行くことが必要です。即ち、これからのまちづくりは、 私たち市民が主役となり、市民から信託を受けた市長及び市議会と 協力して、諸課題を解決していかなければなりません。 私たちは、これら北本市における自治の基本理念のもとに、自治のさ らなる進展を図るべく、ここに「北本市自治基本条例」を制定します。 第１章 総則 ２ 目的 ・基本理念に基づき、市民･市議会･執行機関の責務を明らかにする ・３者の協働により、住民自治が確立し、誰もが安心して生活でき るまちの実現を図る この条例は、前文に掲げる基本理念に基づき、北本市の自治の主役で ある市民と、市議会、市の執行機関である市長及び市職員が各々の責務 を明らかにし、住民自らが参画し、情報を共有し、協働することにより、 住民自治のもと、安心して生活ができる北本市の実現を図ることを目的 とする。 ３３ この条例の位置づけ ・北本市の最高規範であることを定義する この条例は、市が定める最高規範であり、他の条例、規則等の制定改廃に 当たっては、この条例を最大限に尊重しなければならない。 1 懇話会条例案作成検討資 ３ 定義 ・市民･事業者･協働･執行機関･参画･コミュニティについて定義する （これ以下の項目については、この定義のもとに文言を整理する） この条例における用語の定義は当該各号に定めるところによる。 ⑴ 市民 市内に居住する者、市内で働く者、学ぶ者及び市内で事業を営 むもの又は活動する団体等。 ⑵ 事業者 市内で営利または非営利の事業活動を行うもの。 ⑶ 協働 市民、市議会及び市の執行機関がそれぞれの役割と責任のもと に対等の立場で共通の目標に向けて、協力することをいう。 ⑷ 執行機関 市長、教育委員会、選挙管理委員会、公平委員会、監査委 員、農業委員会及び固定資産評価審査委員会をいう。 ⑸ 参画 企画立案から実施、評価に至るすべての過程に参加し、意思決 定にかかわることをいう。