健康づくり礼田21计画第二次-礼田.pdf

健康づくり豊田２１計画（第二次） ２０１３ ～ ２０１７ 健康への関心を健康への関心を より高めるより高める 健康づくりの健康づくりの 輪を広げる輪を広げる 健康づくりの健康づくりの 取組を継続させる取組を継続させる 平成２５年３月 豊 田 市 「生涯を通じて健康でありたい」と願う人々の思いは、いつの時代においても変わりま せん。平成24年にノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥教授が開発したiPS細胞は、 医療の未来に大きな希望をもたらしました。しかし一方で、人口減少社会を迎えつつある 中で起きた世界金融危機や東日本大震災といった社会経済環境の大きな変化は、未来社会 に対する不安にもつながっています。 明るく希望に満ちた未来社会を思い描くためには、まちに「活力」があることが必要で す。まちの活力は、活発な産業活動や豊かな文化などで表現されることもありますが、こ れらを支えているのは、まちに暮らす人々の「元気」です。この元気を絶やさないために は、市民一人ひとりが、いつまでも自立した生活を送ることができ、そして自分らしく生 きていけることが重要です。 平成 13 年度に策定しました「健康づくり豊田２１計画」は、計画期間の 10 年と２年の 延長期間を終了しました。この度、計画の内容を全面的に改定し、平成 25 年度から新た にスタートする「健康づくり豊田２１計画（第二次）」として、健康づくりの目標や施策を とりまとめました。 この「健康づくり豊田２１計画（第二次）」が目指すのは、健やかで心豊かに生活できる 活力ある社会の実現です。 そのためには、一人ひとりが取り組む健康づくりに加えて、地域ぐるみで健康づくりに 取り組むことが重要であり、健康づくりを地域ぐるみで進める体制や仕組みを整えていく ことが必要と考えます。そのために、これらの具体的な方策について、本市の強みである 「市民力」「地域力」「企業力」を活かし、地域に暮らす市民の皆様と職員が一緒になって 考え、地域資源の活用や健康づくりの輪を広げながら実践していきます。 また、身近で手軽に取り組めるウオーキングについては、特に重点を置いて取り組む予 定であり、市を挙げた盛り上げを図る中で、多くの市民の皆様の健康づくりにつなげてい きます。 おわりに、計画策定にグループインタビューやパブリックコメントなどでご意見をいた だきました市民の皆様、そして、計画策定にご尽力いただきました「健康づくり計画策定 委員会」及び「保健福祉審議会・地域保健専門分科会」の委員の皆様方に厚くお礼申し上 げます。 平成 25 年３月 豊 田 市 長 太 田 稔 彦