孤食および朝食摄取-铃峰女子短期大学.ppt

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孤食および朝食摄取-铃峰女子短期大学

“食事の挨拶?食事に感謝”と 朝食摂取習慣の単回帰分析結果 食事のバランスと心のバランス キレるとうつは紙一重 (脳のしくみの車での例え)  脳のしくみを車に例えると,車はアクセルとブレーキでスピードをコントロールする。同じように,脳は「興奮させる伝達物質」と「抑制する伝達物質」の微妙なバランスで,脳の興奮状態を適度に保っている。  アクセルを踏むことによって供給量が増加するガソリンに相当するのが,脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖(グルコース)と例えることができる。  エンジンを全開し続ければオーバーヒートするように,脳の興奮が過度になれば,不安,不快感,恐怖を覚え,ときに衝動行動をとる(キレる)ようになる。逆に,エンジンの吹き上がりが悪いと思うように動かないのと同様に,脳の興奮が不足すると気分が落ち込む(元気が出ない,うつ状態)。 脳へのブドウ糖供給が不十分の場合 脳の興奮が不足し,うつ状態になったり慢性疲労に陥る。 脳へのブドウ糖供給が過剰の場合 血糖値を下げるために必要以上にインスリンが分泌 ※逆に低血糖となる 血糖を引き上げるために,グルカゴンのほかにアドレナリンなども分泌 ※アドレナリンは,興奮性伝達物質(怒りなども含む) アドレナリンの過剰分泌によって怒った脳はまともに機能しない ※キレる 長期に続くと,アドレナリンを分泌する副腎の疲弊を招く。 完全に脳はバランスを失い,心も乱れる(キレる?うつ状態) その他の影響 朝食と体調に密接な関連性があることが考えられる 1.厚生省保健医療局健康増進栄養課:平成5年国民栄養調査成績  平成5年の国民栄養調査結果では,朝食欠食が健康に及ぼす影響として,欠食回数が多いものほど「健康不良あり」との回答率が高くなり,児童?生徒においては,朝食欠食回数が多いほどたびたび頭痛や腹痛を訴え,入院中,または通院中の者が多い 2.Pollitt E.,Jacoby E.,Cueto S.:Nutr. Rev. 54  ペルーにおいて朝食を摂取させることで学校への出席率が上昇した 3.香川靖男:kellogg’s Update(6)  ある日本の全寮制の医科大学の2ヵ年に亘る調査の結果,欠食者の年間欠席総時限数は,朝食摂取者に比べて高値を示す 朝食と精神 【朝食の役割】 ○長時間の空腹状態に適応した身体を目覚めさせる   (血糖値は下がっている) 【朝食を摂取すると】 ○血糖値が上昇し,脳が目覚めて活性化する 【朝食を欠食すると】 ○血糖値の上昇が不十分で,脳の興奮が不足し,   うつ状態になったり慢性疲労に陥る。 * 子どもへの食育における家庭の役割 子どもの食習慣 乳児期 幼児期 小学生 中学生 高校生 成 人 受動的 自律(自立)的 7つのコショク 孤食:子ども一人で食べる(孤独) 子食:子どもだけで食べる。または子どもの好きなものを食べる 個食:それぞれが個別のものを食べる(個々)又は個室で食べる 固食:決まったものを食べる(固定) 小食:少ししか食べない(小食) 濃食:濃いものを食べる 粉食:パスタやパンなど粉で舌触りよく食べやすいものを食べる ■食の家庭崩壊 女子栄養大学の足立己幸教授が1981年に「食生態学調査」を行ったとき、初めて“家庭内でひとりで食事をする子供たち(孤食)の存在”が明らかにされた。 1991年の調査では、“ひとりで食べる”子供の比率が高まっており、“家族と一緒に食べる(共食)”という考え方が貧困で、その両親も共食観が貧困であるということが判明した。さらに1999年の調査ではひとり食べが全国的に広がっており、それにともない食生活のさまざまな問題点や健康上の問題点が深刻になっていることが判明した。 問題点には主に次の三つがあげられる。 ① 子供だけの食事の増加。 ② 食事内容の貧弱化。 ③ 栄養不足?体調不良の子供が増加。 ■子供だけの食事 「孤食」と「子食」 調査によると、朝食を家族全員で食べている人の割合はたった12.8%で、子供たちだけで食べている(ひとりだけで食べるも含む)割合は50%以上だった。一方、夕食ではほとんどが家族そろって、もしくは家族の誰かと一緒に食べている人が多かった。しかし、ひとりで食べる(孤食)や子供だけで食べる(子食)が7%もいたのだ。 この“コショク”は小学校の高学年や中学生など学年が大きくなるにつれて増加する傾向にあり、原因としては父親の仕事(残業)や子供の塾通いなどによる家族の生活時間のズレが考えられる。また生活時間のズレが原因で朝食自体を食べない“欠食”も目立っている。“孤食”には父親や母親はいるのに、父親が新聞を読んでいたり、母親が家事に追われていて子供と向かい合ってい

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