日本文化10.ppt

弘安の役で小舟で夜襲をかける。 宮中に雷を落とす雷神(菅原道真)の姿 昔は「源頼朝像」と言ったが、現在は違う可能性もあるため「伝源頼朝像」と言う。 承久の乱の後、隠岐配流の直前に書かれた。 当時の似絵の名手は藤原定家の異父兄藤原隆信?信実父子。これは信実の子、専阿弥陀仏の作。 親鸞在世中の作で、「鏡の御影」と呼ばれる。 道元(１２００～１２５３)が開く 教義：只管打坐(ただひたすら座禅を組むことで悟りにいたる) 布教対象：地方の中小武士?農民 本山：永平寺 山家集(西行) 西行(佐藤義清)が出家、各地を遍歴 新古今和歌集(藤原定家) 後鳥羽上皇の命で編纂された８番目の勅撰和歌集(八代集の最後) 金槐和歌集(源実朝) 後鳥羽上皇?藤原定家に師事した源実朝が編纂 方丈記(鴨長明) １２１２年成立。一丈四方の庵に隠棲した鴨長明の随筆。 徒然草(吉田兼好) １３３１年頃成立。動乱期の人間観察に基づく随筆。 方丈記、徒然草に平安時代の枕草子を加えて日本三大随筆。 保元物語 保元の乱を源為朝中心に叙述 平治物語 平治の乱を悪源太義平を中心に叙述 平家物語(信濃前司行長) 平家の興亡を琵琶法師が平曲にのせて弾き語り。 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。 おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。 水鏡(中山忠親？) 大鏡以前の神武～任明の時期について叙述 愚管抄(慈円) 神武～承久の乱を「道理」を通して見る 吾妻鏡 ６代将軍宗尊親王帰京までの幕府の記録 １１８０年平重衡の南都焼討で東大寺?興福寺が炎上 重源が東大寺造営勧進職に就き、後白河法皇?源頼朝らの支援の下で再建が行われる。 １１８５年、大仏開眼供養、１１９５年大仏殿落慶供養、１１９９年、南大門再建 ※大仏殿は永禄年間に兵火で再焼失。 大仏様(復興にあたって重源が採用した中国南方の雄大豪壮な建築技術)で造られている。 挿肘木で巨大な屋根を支えている。 禅宗様(禅宗寺院に多く採用された宋の建築技術)で造られている。一度消失しており、１５世紀の建築と推定。 和様(日本式様式)で造られている。 １１９４年建立の現存最古の多宝塔。 折衷様(和様に大仏様もしくは禅宗様を部分的に取り入れた形式)で造られている。 堂内には弘仁?貞観期の如意輪観音が安置。 快慶の作 東大寺鎮守八幡宮の神体で、写実的な鎌倉彫刻。 重源が再建させた南大門の仁王。 阿形(向かって左)、吽形(右)がある。 運慶?快慶?定覚?湛慶の慶派一門により１２０３年に６９日で制作された寄木造の傑作。 東大寺俊乗堂の本尊 東大寺再建を担った重源の肖像彫刻。 慶派により１２０６年の重源没後すぐに造られた。 １３世紀初頭に再建された興福寺の金剛力士像。 写実性に富み、力動感あふれる肉体表現が見られる。 ５世紀のインド?ガンダーラに生まれ法相教学を確立した無著?世親兄弟の写実性の高い立像。 通常、四天王像に踏みつけられる邪鬼に仏前を照らす灯篭の役目を与えている。 巧みな写実をこなしつつ、力強くユーモアを持った鬼彫刻の傑作。 運慶長子の湛慶最晩年の作。 ヒノキ材の寄木造。 重房は本性藤原氏で宗尊親王６代将軍就任の際に近侍。 宗尊親王の帰京後も鎌倉幕府に仕え、足利氏と婚姻関係を結んだことから室町時代に子孫は関東管領を歴任。 運慶の第四子康勝の作。 唱えた念仏が口元の阿弥陀仏になったという伝承に基づき作られた。 鎌倉大仏と通称される。 大仏殿は１５世紀末の津波で流出。 平治物語の絵巻物 源義家が飛雁の列の乱れから敵の伏兵を見破った場面。 文永の役での竹崎季長の危機の場面 ２度目の侵攻に備えて防塁を築造。 第１０?１１回　鎌倉文化 １１８５年：平氏滅亡 １１８９年：奥州藤原氏滅亡 １１９２年：後白河法皇没 同年：源頼朝が征夷大将軍に １１９９年：源頼家２代将軍に 頼朝亡くなり、息子の頼家が将軍に。政治の実権は北条時政ら１３人の合議制に。 １２０３年：源実朝３代将軍に ２代頼家が病気のため弟の実朝に将軍職を譲る。北条時政が執権となる。頼家は伊豆に幽閉され翌年殺害。 １２０５年：北条義時が執権に 北条時政失脚し、息子の義時が執権に １２１３年：和田合戦 侍所別当の和田義盛が北条義時と戦い敗死。 １２１９年：源実朝暗殺 源実朝が源頼家の子の公卿に暗殺される。源氏嫡流断絶。これ以降、京都から下向する貴族、皇族が将軍となる。 １２２１年：承久の乱 後鳥羽上皇が北条義時を討伐しようとするが、逆に京都まで攻められる。後鳥羽上皇は隠岐に流罪。幕府は京都に六波羅探題設置。 鎌倉幕府設立後、源氏の嫡流は３代で断絶。その後は貴族?皇族の将軍となる。 →将軍はお飾り 北条氏をはじ