第2章解体工事仕様书-日南市ホームページ.doc

日南市旧清掃工場解体工事 発注仕様書 平成２７年４月 日　　南　　市 日南市リサイクルセンター建設工事発注仕様書 目　　次 Page 第１章　解体工事概要 1 第１節　計画概要 1 第２節 工事要領 5 第３節 周辺環境保全基準 8 第４節 工事範囲 9 第５節 提出図書 10 第６節 その他 12 第２章　解体工事仕様書 14 第１節 汚染物除去対象設備の付着物ダイオキシン類調査 14 第２節 作業区域と保護具 15 第３節 環境対策工事 16 第４節 汚染物除去作業 19 第５節 廃棄物の保管 20 第６節 解体作業 21 第７節 解体廃棄物の処理?処分 22 第８節 環境調査 23 ＜添付資料＞　 資料１　解体施設概略図面 資料２　ダイオキシン類等分析結果 ＜別添資料＞ 図面集１（電子データ） 図面集２（電子データ） 第１章　解体工事概要 第１節　計画概要 　 １．一般事項 　本工事は、日南市清掃工場（以下「旧工場」という。）の解体撤去を行うものである。 旧工場は、昭和５４年に稼働開始し、平成１１年度に日南市クリーンセンターの完成に伴い廃止している。焼却炉、煙突は稼働停止の状態で残っていることから、解体撤去工事を行うにあたっては、解体作業者の安全と健康を守り、周辺環境の汚染防止に万全を期する必要がある。 　また、本工事は、設計?施工を一括して行う性能発注方式であるので、本仕様書に明記されていない事項であっても、作業者の健康被害防止及び環境汚染防止を図りつつ、解体撤去を行うという目的達成のため必要なものは、工事受注者の責任及び負担で行うこと。また、工事完了後に、本工事に起因した周辺環境汚染、解体跡地の不具合等が発見された場合も、受注者の責任において復旧を図るものとする。 ２．解体工事対象施設概要 施設名称：日南市清掃工場 設置場所：宮崎県日南市大字隈谷乙1671 建築面積：工場棟　1146.9㎡、管理棟138.8㎡、車庫棟 約387㎡ 計画処理能力：60t/日（30t/8h×2炉） 使用開始：昭和54年 廃止：平成11年3月31日 処理方式：機械化バッチ燃焼方式 受入?供給：ピット＆クレーン方式 燃焼：ストーカ式 ガス冷却：水噴射方式 排ガス処理：電気集じん器 通風：平行通風方式 ３．工期 着工予定 　平成27年 4月 完了予定 　平成28年 3月 ３．全体計画 １）全体計画 ①本工事は、ごみ焼却施設、管理棟、車庫棟等の解体撤去工事であり、地下構造物も含め全て解体撤去すること。 ②隣接する日南市クリーンセンターは、工事期間中も稼働しているため、ごみ収集車や一般市民の車両などが通行するので、工事に当たっては安全対策等に十分配慮すること。 ③ごみ焼却施設については、ガス冷却室～電気集じん器は撤去しており、設備としては、受入れ供給設備、燃焼設備、通風設備の煙突、灰出し設備の灰出しコンベヤが残っており、それらについては、焼却残渣が付着しているので、ダイオキシン類に留意しつつ解体撤去工事を行うこと。 ④ごみピット内部にはガス冷却室～電気集じん器を解体した際の耐火物、焼却灰、覆土材等が約300m３埋まっており、これらのダイオキシン類濃度は不明であるので、全て濃度3ng-TEQ/g以上の特別管理一般廃棄物として処理すること。なお、ＧＬマイナス2m程度以下は水没しているので、考慮すること。 ⑤アスベストについては、壁吹き付け等の飛散性のものはないが、非飛散性のアスベストが内装材及び屋根材(スレート約200m２)等に使用されているので、関係法令等に準じ対策を講じた上で解体を行うこと。なお、アスベスト含有の有無については、添付資料の建築仕上げ表及びアスベスト分析結果を参考とするが、その他に必要と考えられる調査は工事範囲内で計画すること。 ⑥煙突下部には、ダイオキシン類に汚染された雨水及び汚泥が8m３程度溜まっているので、適切に処分すること。 ⑦その他下記についても計画すること。 ?.管理棟横のプレハブ事務所(1階建　約80m２)の解体撤去 ?.煙突廻りに放置されている廃木材約10m３の撤去 ?.工場棟西側の小型物置(２個)を指定場所に移設 ?.場内電柱３本の撤去 ⑧本工事にあたっては、施設内残留物（焼却灰、飛灰等）が飛散?流出することのないよう万全の措置を講ずると共に、作業者へのダイオキシン類のばく露防止に努めること。 ⑨ 本仕様書に定めのない事項については、労働安全衛生法、労働安全衛生規則及び「廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策要綱」（平成13年４月25日付 基発第401号の2）等の法令によること。 ２）排水の処理 　工事に伴って発生する排水は、生活排水も含み、受注者の責任において適正